アオリイカをウキ釣りで狙いたいけど、何から始めればいいのか迷っていませんか?
この記事では、アオリイカをウキ釣りで狙う方法について、初心者でもわかりやすく、楽しく実践できる方法をまとめています。
たとえば、ウキ釣りのタナの設定や反応がないときの対処法、「アオリイカが1番釣れる時間帯はいつですか?」といったあなたの悩みに丁寧にお答えします。
ウキ釣りの魅力は、手軽に始められて奥が深いところ。この記事を参考に、あなたもアオリイカ釣りの楽しさを味わってみませんか?
- アオリイカをウキ釣りで釣るための基本的な仕掛けと手順
- 昼間でもアオリイカを狙える時間帯やポイント
- 冷凍アジや死にアジを使った効果的な使い方
- ウキ釣りでのタナの調整やアタリの見極め方
アオリイカのウキ釣りの基本とコツ
- 初心者におすすめのウキ釣り仕掛けとは
- ウキ釣り仕掛けの基本的な順番を解説
- PEラインはどの太さが適している?
- ウキ釣りに最適なオモリの重さと選び方
- 自作仕掛けで楽しむアオリイカのウキ釣り
初心者におすすめのウキ釣り仕掛けとは
アオリイカのウキ釣りを始めるなら、まずはシンプルな仕掛けから試してみるのがおすすめです。
いきなり複雑な仕掛けにすると、正直ちょっと混乱してしまいますし、楽しさよりも「どうやるの?」って戸惑いが先にきちゃうこともあるんですよね。
(引用:ハヤブサ)
私が最初に使ったのは、「ウキ+オモリ+ハリス+アジ」という基本スタイル。この組み合わせ、見た目も分かりやすいし、仕掛け作りもシンプルなので初心者さんにもぴったりです。
ウキは、見やすい色のものを選ぶとアタリが分かりやすくて安心です。夜釣りなら電気ウキがめちゃくちゃ便利ですよ。光ってくれるので、どこに仕掛けがあるのかすぐ分かります。
オモリの重さは、アジが自然に泳げるくらいがちょうどいいです。重すぎるとアジが動きにくくなってしまって、逆に釣れづらくなることもあるんですよ。逆に軽すぎると風や波で流されやすくなるので、ちょっと調整が必要ですね。
ハリスは1.5〜2mくらいが目安。このくらいあるとアジが自由に泳ぎやすくなるので、アオリイカにも気づいてもらいやすいんです。
アジは、もちろん元気な活きアジがいちばん反応は良いんですが、冷凍アジや死にアジでも全然釣れることがあります。僕も最初は冷凍アジから始めましたが、十分楽しめましたよ。
こんな感じで、基本のパーツだけしっかり揃えれば、初心者でも安心してアオリイカのウキ釣りに挑戦できます。最初はあれこれ試しながら、自分なりのスタイルを見つけていくと楽しいですよ。
ウキ釣り仕掛けの基本的な順番を解説
ウキ釣りの仕掛けは、パーツの順番がとっても大事なんです。
順番を間違えると、アジがうまく泳げなかったり、アタリが出ても気づけなかったりすることがあるので注意したいところ。
基本の並びはこんな感じです!
①道糸(メインライン)
まずは道糸から。
PEラインやナイロンラインがありますが、最初はナイロンが扱いやすくておすすめです。伸びがある分、トラブルも少なめ。
②ウキ止め+シモリ玉
ここでウキの止まる位置、つまりタナ(深さ)を調整できます。
このセットがないと、ウキが自由に動きすぎて狙いたい層にアジを届けにくくなります。
③ウキ(電気ウキや棒ウキなど)
アタリを目で見るために大切なパーツです。
初心者なら、夜でも見やすい電気ウキや少し大きめのウキが安心ですよ。
④からまん棒 or スナップ付きサルカン
これがあると仕掛けがよじれにくくなって、トラブルを減らせます。
なくても釣れるけど、あった方がストレスが少ないので使っておくと安心です。
⑤オモリ(ナス型やガン玉)
ウキの浮力に合った重さを選びましょう。
重すぎると沈みすぎてしまうので、ウキとバランスを取るのがコツです。
⑥ハリス+針(アジをつける部分)
1.5〜2mくらいが目安。
ハリスはフロロカーボン製がよく使われていて、張りがあって感度もいい感じです。
この順番を守れば、仕掛けが自然な形で海に馴染んでくれます。
竿は磯竿の1.5〜3号で4〜5mのもの、リールはスピニングリールの3000番前後を使いましょう。
アオリイカも違和感を持たずにアジに近づいてくれるので、釣果アップにつながりますよ。
初めは少しややこしく感じるかもしれませんが、何回かやってみるとすぐに覚えられると思います!
PEラインはどの太さが適している?
アオリイカのウキ釣りで使うナイロンライン、何号がいいのか迷いますよね。
私のおすすめは、2〜3号前後。これが一番バランスがよくて使いやすいんです。
細すぎるとアオリイカの引きに耐えられず切れてしまうこともあるし、逆に太すぎると風の影響を受けやすくて、ウキの動きが不自然になるんですよね。
2〜3号くらいなら感度もあってアタリも取りやすいし、初心者でも安心して使えます。
ラインの色も意外と大事で、蛍光イエローとかピンク系の派手な色にすると、遠くにあるウキとラインの動きがしっかり見えるんです。これ、地味に便利。
PEラインを選ぶときは、太さだけじゃなくて、しなやかさや耐久性も見てみると良いですよ。ちょっとした違いで釣果も変わってくるので、ライン選びはけっこう奥が深いです。
ウキ釣りに最適なオモリの重さと選び方
ウキ釣りで使うオモリは、ウキの浮力に合わせて選ぶのが基本です。例えば、3号のウキを使うなら、2.5号から3号くらいのオモリを選ぶと、ちょうどよく沈みやすいです。
目安としては、ウキに書かれている号数より0.5号から1号くらい軽いオモリにするのがおすすめです。こうすることで、ウキの頭がちょこんと水面に出て、アタリがとても見やすくなります。
夜釣りで電気ウキを使うときは、少し重めのオモリがよく使われます。風が強かったり波がある日でも、重めのオモリなら仕掛けがブレにくく、安定しやすいですよ。
逆に、波がない穏やかな日や、水深が浅い場所で釣るときは軽めのオモリでも大丈夫です。動きが自然になるので、アオリイカに警戒されにくくなります。
仕掛けのバランスを決める大切なアイテムなので、釣り場の状況や使うウキに合わせて、いくつか重さの違うオモリを持っていくと安心ですよ。
自作仕掛けで楽しむアオリイカのウキ釣り
アオリイカのウキ釣りって、自分で仕掛けを作ると一気に楽しくなるんです。もちろん、市販の仕掛けでも十分に釣れますが、自作だと「自分だけのこだわり」を詰め込めるのが魅力なんですよね。
使うパーツは意外とシンプルです。ウキ、オモリ、ハリス、サルカン、針などが基本のセット。ちょっとした工夫でアタリの出方が変わるので、作ってる段階からワクワクしてきます。
たとえば、ウキは明るい色で見やすいものを選ぶと、夜でもアタリが見逃しにくくなります。波に強い形状を選ぶのもポイント。オモリは潮の流れに合わせて重さを調整すると、仕掛けが安定して釣果につながりやすくなりますよ。
夜釣りなら、電気ウキがかなり便利です。暗くても視認性が高くて、アオリイカの繊細な動きにも気づきやすくなります。
ハリスの長さをちょっと変えたり、ハリのサイズを調整したりするだけでも、アオリイカの反応がガラッと変わるのがまた面白いところ。餌の付け方を工夫するだけで、アジの泳ぎ方も自然になって、抱きつきやすくなります。
一番うれしいのは、自分で考えた仕掛けで実際にアオリイカが釣れた瞬間。「やった!」って声が自然と出ちゃいます。釣具屋さんで材料を選んでる時点から楽しくて、釣りの幅がどんどん広がっていきますよ。慣れてくると、「次はこうしてみようかな」ってアイデアも自然に浮かんでくるはずです。
アオリイカのウキ釣り攻略法
- アオリイカは昼間でもウキ釣りで釣れる?
- アオリイカがウキ釣りで釣れないときの原因と対策
- ウキ釣りで狙うべきタナの深さとは?
- 冷凍アジを使った仕掛けの組み方
- 死にアジの正しい付け方と注意点
アオリイカは昼間でもウキ釣りで釣れる?
はい、アオリイカは昼間でもウキ釣りでしっかり狙えます!
実際、春や秋のように気温や水温がちょうどいい時期なら、日中でも釣果が出やすいんです。特に初心者さんでもチャンスがある時間帯なので、気軽にトライしてみるのもおすすめですよ。
狙うポイントとしては、潮通しの良い場所や岩場のそば、あとは堤防の先端などが人気です。昼間はアオリイカが浅い場所まで寄ってくることが多いので、そういったポイントをチェックしてみてください。
それに、昼間はウキの動きが見やすいんですよね。視界がはっきりしてるぶん、アタリにもすぐ気づけるので、初心者の方でも釣りやすい時間帯だと思います。
ただ、日中はイカの警戒心がちょっと強くなることもあります。そんなときは、細めのハリスを使ったり、活きのいいアジを使うなど、少しだけ工夫してみるといいですよ。
気温や水温が高くなりすぎる時間は避けて、朝や夕方を狙ってみるのもアリ。時間帯・場所・仕掛けの工夫次第で、昼間でもアオリイカ釣りをしっかり楽しめます!
アオリイカがウキ釣りで釣れないときの原因と対策
アオリイカがウキ釣りで釣れないときは、ちょっとした工夫で流れが変わることがあります。
まず最初に見直してみたいのがタナ(仕掛けの深さ)。これは本当に大事で、イカの泳ぐ層に合っていないと、いくらエサが良くてもスルーされてしまいます。日によって浅いところにいることもあれば、少し深めに潜っていることもあるので、ウキ下の長さを変えて探ってみるのがおすすめです。
それから、エサに使うアジの状態にも注目してみてください。弱ってヨレヨレのアジだと、イカの反応がすごく悪くなるんですよね。逆に元気に泳ぐアジを使うと、一気にアタリが出ることもあります。私も、動きの良いアジに変えたらすぐ釣れた経験があります。
そしてもうひとつ大事なのが、釣る場所です。潮の流れがないところや、水温が極端に低い場所はイカが寄りにくいこともあります。近くに墨跡が残っていたり、アジに歯型みたいな追跡跡がついていたりしたら、そこはチャンスかもしれません。そういう場所を選ぶと、グッと確率が上がりますよ。
最後に意外と見落としがちなのが、アワセのタイミングです。ウキが沈んだ瞬間に焦って合わせてしまうと、イカがまだしっかり抱いていないことがあるんです。ウキがじわじわ沈んで、ラインがスーッと動き出すまで少し待つのがコツ。焦らずじっくり、がうまくいくポイントです。
釣れないときって焦りますけど、仕掛け・エサ・場所・アワセ、この4つを一つずつ見直していけば、ちゃんとチャンスは巡ってきますよ。めげずに色々試してみてくださいね!
ウキ釣りで狙うべきタナの深さとは?
アオリイカをウキ釣りで狙うとき、タナ(ウキ下の深さ)ってけっこう大事なんですよ。
目安としては、水深2~4メートルくらいがよくおすすめされてるんですけど、これはあくまで基準なので、釣り場やその日の状況に合わせて調整した方がいいです。
たとえば、朝マズメや夕マズメの時間帯には、アオリイカが表層近くまで上がってくることがあって、そんなときは1.5〜2メートルくらいの浅めのタナで十分釣れることもあります。
逆に、昼間で太陽が高くてイカが警戒してるときや、潮の流れが止まってるタイミングでは、3〜5メートルとちょっと深めに落とすと反応があることもあります。
潮の動きや水温、天気なんかによってアオリイカの泳ぐ層が変わるんで、「これが正解!」ってタナは正直ありません。だから、反応がないときはどんどん変えてみるのがコツです。
最初からいきなり当たることってあまりないので、気楽に試しながら探るのがいいですよ。
それと、足元から急に深くなってるような場所では、あえて最初から深めで攻めてみるのもアリです。
結局、「アタリが出た深さ」がその日の正解ってことなので、ウキの動きをよく見て、アオリイカがどの辺にいるのか、探りながら楽しんでみてくださいね!
冷凍アジを使った仕掛けの組み方
冷凍アジを使った仕掛けは、エサの準備と針の刺し方がすごく大事です。
まずやっておきたいのは、アジをしっかり解凍すること。ちょっと凍ったままだと針が刺しにくいし、水の中で変な動きをしてしまって、アオリイカが食いつかないこともあります。
仕掛けとしては、アジ専用の2本針タイプが使いやすくておすすめです。1本目はアジの鼻に軽く刺して、もう1本は背中や尾のあたりにつける感じです。こうすると水中でもバランスよく見えて、イカに違和感を与えにくいですよ。
ただ、冷凍アジって意外と身が柔らかくなってることが多いんです。だから、針を刺す場所とか角度にちょっと気をつけたほうがいいです。深く刺しすぎると、キャストのときやアタリがあったときに身がちぎれやすいので、浅めにしっかり固定するのがコツ。
冷凍アジでも、うまく仕掛ければしっかりアオリイカが狙えるので、ぜひ試してみてくださいね!
死にアジの正しい付け方と注意点
死にアジを使うときって、「ちゃんとアピールできるのかな?」って不安になりますよね。でも、付け方をちょっと工夫すれば、十分アオリイカにアピールできますよ!
まずは針のセットから。基本は2本針の仕掛けです。1本目はアジの鼻に軽く刺して、もう1本は背中か尾の付け根あたりに。この2点を押さえることで、アジの姿勢が安定して、水中でも自然に漂いやすくなります。
生きたアジと違って死にアジは動きがないので、できるだけ“ふわっ”と自然に流れるような角度を意識してみてください。
針を刺すときは、あわてず丁寧に。特に冷凍から戻したアジは身がやわらかくなっていて、ちょっと雑に触るとすぐ崩れてしまうことがあります。最初の頃は何度か失敗するものです……。
それから、タナ設定もポイントです。死にアジは自分で泳がない分、潮にうまく乗せて動きをつけるのがカギになります。潮が効いているときはいい感じに揺れてくれるんですが、潮が緩いときはあまり目立たなくなっちゃうんですよね。
そんなときは、少しロッドを動かしてアジにちょっとだけ“命”を吹き込んであげると、ぐっとアピール力がアップしますよ!
あと、意外と見落としがちなのがエサの鮮度。冷凍アジでも、表面が変色していたり、時間が経って乾燥しているものは避けたほうがいいです。やっぱり見た目も大事なんですよね。
工夫しながら試してみると、死にアジでもしっかり釣果につながることが多いです!コツをつかめば、手軽で使いやすいエサになるので、ぜひチャレンジしてみてください。
アオリイカのウキ釣りを楽しむための総まとめ
- 初心者はシンプルな仕掛けから始めるとわかりやすい
- ウキ・オモリ・ハリス・アジの構成が基本のセット
- 電気ウキは夜釣りで視認性が高く初心者におすすめ
- オモリはウキの浮力に合った重さを選ぶと仕掛けが安定する
- ハリスは1.5〜2mが目安でアジの動きを自然に見せやすい
- 冷凍アジや死にアジでも釣果は狙える
- 仕掛けの順番を守ることで自然に海中でなじみやすくなる
- PEラインは1号前後が扱いやすくておすすめ
- 派手な色のラインはウキとセットで動きが見やすくなる
- 重めのオモリは風や波のある状況でも安定しやすい
- 軽めのオモリは浅場や穏やかな日の釣りに向いている
- 自作仕掛けは細かい調整ができて釣果アップが期待できる
- 昼間でも潮通しや影を意識すればアオリイカは釣れる
- タナを調整してアオリイカのいる深さを探るのが効果的
- 死にアジの付け方やタナ設定を工夫すれば十分アピールできる