※この記事は福井港湾事務所に取材した内容を基に書いています。
三国突堤が立入禁止って本当?
ほんまやで!三国突堤は立入禁止やから入って釣りしたらアカンねん!
三国突堤は福井県坂井市三国町にあり、[シーバス・サゴシ・アオリイカ・ヒラメ]などを釣ることができ、駐車場やトイレなどの設備も整っている人気の釣り場でした。
この記事では
- 三国突堤が釣り禁止になった理由
- 釣り禁止に対する釣り人の反応
- 三国突堤周辺の釣り場情報
についてご紹介します。
三国突堤が立入禁止の理由を知り、これ以上釣り禁止エリアが増えないように今からできる行動をしていきましょう。
三国突堤が釣り禁止になった理由
(引用:中日スポーツ)
福井県坂井市三国町にある「三国突堤」は立入禁止のため入って釣りをすることはできません。
立入禁止エリアは以下の通りです。
福井港湾事務所に問い合わせたところ
三国突堤はもともと港湾施設のため、釣りをする場所ではありません。
とのことでした。
(引用:中日新聞)
三国突堤はシーバスやアオリイカ、サゴシなどを釣ることができる人気の釣り場でした。
昔からの人気釣り場で釣りができないのは悲しいことですが、これからは立ち入りが禁止されていない釣り場で釣りを楽しみましょう!
三国突堤が立入禁止なのは港湾施設だからなの?
その通りや、ただ、釣り場での事故も立入禁止になる大きな要因の一つかもしれへんで…
実際に、三国突堤では2023年の10月に釣り人が2人亡くなる事故が発生しています。
中日新聞によると
釣り人が高波にさらわれて海に転落して亡くなった。
と書いてあります。
事故当時は、風速10m・波の高さ3mで防波堤を覆うような波だったそうです。
悪天候時の釣りは非常に危険なので控えよう!
同じく、福井の人気釣り場「音海大波止」は2024年3月に事故防止のために立ち入り禁止となりました
音海大波止が立入禁止になった詳細を知りたい方はこちらをご覧ください↓
釣り場が減っていくことは本当に悲しいことです。
釣り人として自分のゴミは持ち帰るなど当たり前のことを徹底し、釣り場がこれ以上減らないように行動していきましょう。
三国突堤の釣り禁止に対する釣り人の反応
三国突堤が釣り禁止になったことに対する釣り人の反応をご紹介します。
ff外より失礼します。
ビックリしました。年に1〜2回は行っていました。地元愛知県からは遠いですが秋に三国突堤へ行き、様々な魚種を狙うのが楽しみでした。非常に残念です。福井県全域で釣り禁止になるのも時間の問題ですね。非常に悲しく残念です。
(引用:X)
福井港湾事務所に問い合わせたところ、三国突堤は港湾施設であり、釣りをする場所ではないため立入禁止とのことでした。
これからは、三国突堤で釣りができないということで残念だという声を見かけました。
三国突堤に続き、福井県の人気釣り場「音海大波止」も立入禁止になっていることから、これからも釣り禁止場所が増える可能性があります。
最新の情報を確認して、釣りしても大丈夫で安全な場所で釣りを楽しみましょう。
福井港湾事務所に問い合わせたところ、三国突堤は港湾施設であり、釣りをする場所ではないため立入禁止とのことでした。
実際にパトロールもされているそうなので、立ち入らないようしましょう。
三国突堤周辺の釣り場情報
三国突堤周辺の釣り場情報をご紹介します。
- 九頭竜川河口
- 波松海岸
九頭竜川河口
九頭竜川河口は三国突堤に隣接している釣り場です。
近くの三国サンセットビーチに駐車場やトイレ、温泉などがあります。
三国突堤の立入禁止エリア以外で釣りをしましょう。
九頭竜川河口で釣れる魚
- シーバス
- チヌ
- ヒラメ
- カレイ
- アジなど
波松海岸
波松海岸は三国突堤から車で約15分東に行った場所にあります。
砂地で根掛かりが少なく、初心者の方でもストレスなく釣りを楽しむことができます。
駐車場やトイレもあるため安心してご利用いただけます。
波松海岸で釣れる魚
- キス
- シーバス
- ヒラメ
- クロダイ
- アオリイカなど
釣り禁止エリアが増えている理由
釣り禁止場所が増えている主な理由を3つご紹介します。
1.安全性の問題
安全性を無視した釣りをする人がいることは、釣り禁止エリアが増えている理由のひとつだと言えます。
ライフジャケットの未着用や悪天候日の釣りは非常に危険です。
釣りをするときは必ずライフジャケットを着用し、天候に良い日に行くようにしましょう。
ライフジャケットの未着用は特に最近問題視されています。
海上保安庁のデータを見て、ライフジャケットを着用する理由を確認しましょう。
(引用:海上保安庁)
ご覧のとおり、海中転落でライフジャケットを着用していた人の生存率は約70%あります。
しかし、ライフジャケット未着用の人の生存率は44.9%と5割を下回っています。
釣り中の事故で少しでも生き残る可能性を上げるためにも、ライフジャケットを着用しましょう。
おすすめのライフジャケットはこちらをご覧ください↓
2.立入禁止・釣り禁止エリアへの侵入
立入禁止エリア・釣り禁止への侵入も釣り禁止エリアが増えている理由のひとつだと考えられます。
最近、立入禁止エリアへの侵入のニュースが報じられることが多い気がするな〜
たしかに多いよな、それだけ注目されてるしなおさら気をつけなアカンってことやな。
当然ですが、立入禁止エリアへ侵入することはダメですし、釣り禁止エリアで釣りをしてはいけません。
基本的には、看板や張り紙などで『立入禁止』『釣り禁止』と書かれているはずなので確認してから釣りをしましょう。
もしその場所で釣りをしていいのかわからないときは、地元の方や近くの釣具屋さんで聞いてみるのがおすすめです。
3.ゴミの放置
釣り人による釣り場のゴミの放置も大きな要因のひとつであると言えます。
ルアーのパッケージや仕掛けの袋、釣り糸の切れ端などゴミを放置する釣り人がいるのが現実です。
放置されたゴミによってケガをしたり、近隣住民に迷惑となることもあります。
最低限、釣り場で出したゴミは持ち帰るようにしましょう。
まとめ:釣りは安全第一!
福井県坂井市三国町の「三国突堤」は立入禁止となっているのでご注意ください。
福井港湾事務所に問い合わせたところ
三国突堤はもともと港湾施設のため、釣りをする場所ではありません。
とのことでした。
最低限のルールやマナーを守って釣りを楽しみましょう。
※この記事は私が調査した当初の情報です。
※各釣り場の最新情報は一度ご自身でご確認ください。