二級小型船舶免許の受験資格と申込時の必要書類とその揃え方や注意点について説明していきます。
私が利用させていただいた【スルガマリンサービス】の場合を紹介します。
他のサービスを利用の方でもさほど内容に変わりはないと思いますので、ぜひご覧ください。
受験資格
◆視力…両眼とも0.5以上(矯正可)
◆弁色力(色覚)…色盲または強度の色弱でないこと
◆聴力…5mの距離で話声語を弁別できること(補聴器可)
◆疾病他…軽症で業務、操縦に支障をきたさないと認められること
必要書類
◆住民票(必ず本籍地記載のもので3ヶ月以内のもの)・・・1通
※マイナンバーが記載されたものは✕
◆住民票のコピー・・・1枚
◆証明写真(免許証・受験票用写真)横3.5cm✕縦4.5cm・・・3枚
※裏面にカタカナで氏名を記入。3枚のうち1枚を入校申込書に貼り付ける。
※顔正面、無帽、無背景、顔のサイズは最小2cm以上
◆委任状・・・1通
◆小型船舶操縦士免許証のコピー(免許所有者のみ)・・・1枚
◆予備身体検査証明書・・・1通
必要書類の揃え方・注意点
受講申込書・委任状
【スルガマリンサービス】のホームページよりダウンロード可能。
住民票
ここで言う住民票とは、「住民票の写し」のことで、住民票の原本は請求できません。
その「住民票の写し」はどこでもらえるのかというと、お住まいの近くの市役所や区役所です。
地元の都道府県の大学に進学しているという方は、近くの市役所などに取りに行くだけなので、次の項目に行っていただいて構いません。
ここからは、少しむずかしい話になりますので、ややこしいことが苦手な方は、とりあえず親に「住民票の写し」を取ってきてもらう方がいいです。
例を挙げて説明していきます。
例えば、高校までは東京に住んでいて、大学で静岡に来たとします。
この場合、静岡の市役所などでは「住民票の写し」はもらえません。
住民票がまだ東京にあるからです。
では、どうすればいいのかというと、解決策は2つあります。
一つは、先程の例でいうと住民票を静岡に移してしまうことです。
もう一つは、東京の実家に住んでいる親に「住民票の写し」を取ってきてもらうことです。
それぞれの大まかなメリット・デメリットは以下のとおりです⬇
住民票を移す | 住民票を移さずに 親に「住民票の写し」を取ってきてもらう |
|
メリット | 自分がほしいタイミングで取りにいける 短時間で手に入れられる |
住民票を移す手間が省ける |
デメリット | 住民票を移す手間がかかる | 運転免許の試験を実家の近くに受けに行かないといけない 少し時間がかかる |
私の場合は、住民票を移さずに、地元で親に「住民票の写し」を取ってきてもらい、送ってもらいました。
実体験で困ったことがあるすれば、バイトを始める時、給料の振り込み用の銀行口座開設の際に、本人確認に手間取りました。
でも、口座開設はしっかりできたので問題ありません。
正直、運転免許も帰省のタイミングで試験を受ければいいだけなので、なんの問題もありません。
「住民票を移すべきか、移さないべきか」ということを調べていると、住民票を移さないと罰金が課せられるという記事を目にしましたが、そんなことは全くありません。
実際、私は静岡に引っ越してからもう半年以上経ちますが、そんなことは一切ありませんでした。
そもそも、大学生活は一時的なものなので、住民票を移すとしたら、就職先が決まってからなどのほうがいいと思います。
「住民票の写し」をもらうためには、本人確認書と1通につき手数料300円が必要になります。
本人確認書 : 運転免許証、旅券(パスポート)、マイナンバーカード、写真付きの住民基本台帳カード、身体障害者手帳、療育手帳、特別永住者証明書、在留カードなどの場合は1種類
写真なしの住民基本台帳カード、健康保険証、介護保険証、年金手帳又は年金証書、学生証又は社員証などの場合は2種類以上
「住民票の写し」のコピーのとり方は、自宅のプリンターもしくはコンビニの印刷機でコピーできます。
(コンビニの場合は1枚10円)
証明写真
証明写真機はよくコンビニの横や、スーパーの横に置いてあります。
そこで撮っても問題はありませんが、せっかくの免許の写真です、しっかりとしたカメラ専門店で撮ってもらうのもいいと思います。
ちなみに私は、【カメラのキタムラ】でバッチリ撮ってもらいました。
小型船舶操縦士免許証のコピー
これは、一級を受ける方用なので今回は必要ありません。
予備身体検査証明書
これも【スルガマリンサービス】のホームページよりダウンロード可能。
受験資格(視力・色覚等)に不安のある方は、事前に病院等で受診する必要があります。
受験資格に問題が無い方は、この用紙の提出は必要ありません。
予備身体検査は東海大学健康推進室などで受けれる。(費用100円)
この場合、試験当日の視力や色覚などの検査を免除されます。
私は、この方法を利用しました。
東海大生は予備身体検査証明書を提出しないといけないみたいなので、この方法を利用したほうがいいかもしれませんね。
まとめ
以上が、二級小型船舶免許の受験資格と申込時の必要書類とその揃え方・注意点でした。
特に、住民票のところは少しややこしいと感じる方もいると思いますが、大切なことなので丁寧に説明したつもりです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。