アオリイカとコウイカの違いが丸わかり！初心者向け見分けガイド

この記事では、アオリイカとコウイカの見た目や生態の違いはもちろん、味の違いまでしっかりお伝えしていきます。

また、「アオリイカとコウイカはいつ釣れるの？」や「コウイカにアニサキスはいるの？」といった釣り人や食べる人が気になるポイントもご紹介します。

これからアオリイカやコウイカを釣ってみたい方、あるいは食べ比べて楽しみたい方に向けて、わかりやすくお届けします！

ぜひ最後まで読んで、あなたのお気に入りの「推しイカ」を見つけてみてくださいね。

見た目の違いを比較

アオリイカとコウイカって、見た目からしてけっこう違うんですよね。

まずアオリイカは、体がシュッとしていてスリムな印象。
体の両側には大きなひれ（エンペラ）がついていて、動きも優雅なんです。
しかも、春から夏にかけて釣れる個体は透明感があって、体がうっすら透けて見えることも！
これがまた、めちゃくちゃ綺麗なんですよ。

一方でコウイカはというと、ずんぐりした体型でちょっと丸っこい感じ。
胴体が短くて幅が広く、ひれもアオリイカよりずっと小さめです。
背中には茶色っぽい縞模様や点々があって、全体的にちょっと地味な色合いなんですよね。

そして、釣り上げたときの引きの感じにも違いがあります。

アオリイカは元気に泳ぎながら上がってくるので、「おっ、来たな！」ってすぐにわかります。
一方コウイカはあまり動かないので、引き上げてると「ん？これ、ただの重りじゃない？」ってなることも（笑）
この時点で、どっちがかかったのか、なんとなく予想できたりしますよ〜。

 

体の構造の違いを比較

アオリイカとコウイカって、実は体の中の作りからしてけっこう違うんです。

たとえば、アオリイカの体の中には細くて透明な軟骨が1本だけスッと通っています。これ、実際に触ってみるとすごく柔らかくて、存在感もあまりないくらい。体の中心にさりげなく入ってる感じですね。

一方、コウイカの方には「甲（こう）」って呼ばれる、しっかりとした硬い構造があります。これ、貝殻みたいな感じで白くて平べったい板のような形をしてるんです。見た目はまさに“骨”っぽい！体を支える役目はもちろん、乾燥させて釣り餌に使われたり、ペットのカルシウム補給にもなるくらいのしっかり者。

形にも特徴があって、アオリイカは全体的にスリムで流線型。スイスイとスピード感のある泳ぎが得意です。対してコウイカは、どっしりとした幅広タイプで、ひれをパタパタ使いながらゆっくりと泳ぐ感じ。

こうやって比べてみると、見た目だけじゃなくて、体の中の構造や動き方、生息する場所なんかにも、それぞれの個性が出ていて面白いですよね。

 

生息エリアの違いを比較

アオリイカとコウイカ、どっちも日本近海でよく釣れるイカなんですが、実は「よくいる場所」にけっこう差があるんです。

アオリイカは、岩場とか海藻がもじゃもじゃ生えてるところが大好き。磯とか堤防の近くみたいな、ちょっと浅めで障害物がある場所が狙い目ですね。実際、そういうところってイカが隠れたり、獲物をじっと待ってたりするにはピッタリな環境なんですよ。

逆にコウイカは、もっと底のほうが落ち着くタイプ。砂地とか泥っぽいところにじーっと潜んでることが多くて、体の色を変えてカモフラージュするのが得意。アオリイカよりも動きがゆっくりで、のんびり海底生活を楽しんでる感じです。

で、これって釣りにもかなり関係してくるんですよね。

アオリイカを狙うときは、岩場とか海藻が多いエリアに行って、エギをしっかり動かしてアピールしてみてください。結構アグレッシブに食ってくるので、動かし方が大事になってきます。

コウイカはというと、底を丁寧に探るのがポイント。エギをゆっくり引いて、底をトントンって感じで探ってあげると、ヌルっとした重みで乗ってくることが多いです。

それぞれのイカが「どこでリラックスしてるか」を知っておくだけで、釣果って本当に変わるので、ぜひ試してみてくださいね！

 

気になる値段の差をチェック

アオリイカとコウイカ、実は「味」だけじゃなくて「値段」にもけっこう差があるんです。

私も最初は「どっちもイカでしょ？」くらいに思ってたんですが、スーパーに並んでるのをよく見ると…アオリイカ、めちゃくちゃ高い！
市場では「高級イカ」なんて呼ばれてたりして、刺身コーナーでも目立つ存在です。
特にサイズが大きいものは、ほんとに値段が跳ね上がります。びっくりしました。

一方でコウイカは、アオリイカに比べるとずっと手が届きやすい価格帯。
「じゃあ、味が落ちるの？」と思うかもしれませんが、これがなかなか侮れないんですよね。
コウイカは、加熱料理にめちゃくちゃ合います！
私は天ぷらにして食べたんですけど、これが本当に美味しかった…。炒め物も◎です。

だから、「コウイカ＝安いイカ」って思わずに、ぜひ加熱料理で試してみてほしいです。
価格以上の満足感が得られることも、ぜんぜんありますよ。

ちなみに、季節や地域によっても値段の差はあるみたいです。
でもざっくり言うと――

どちらも魅力たっぷりなので、料理に合わせて使い分けると、食卓がもっと楽しくなりますよ！

 

アオリイカとコウイカとモンゴウイカの違い

アオリイカ、コウイカ、モンゴウイカ――どれも釣り人やグルメ好きに人気のイカですが、それぞれしっかりとした違いがあるんです。

アオリイカとコウイカは先程ご紹介した通りです。

そしてモンゴウイカ。実は正式には「カミナリイカ」と呼ばれていて、コウイカの仲間なんです。

背中にあるコーヒー豆みたいな丸い模様がチャームポイント。

体はかなり分厚くて、コウイカよりさらにがっしりしてます。

味はアオリイカに近いけど、ちょっと水っぽさを感じることも。でも、十分おいしいです！

この3種類のイカ、それぞれに魅力があって、「どれが一番？」って決めるのはほんとに難しい…。

でも、特徴を知っているだけで、釣ったときも食べるときもワクワク感が全然違ってきますよ！

どれを選んでも、イカ好きならきっと満足できるはず。機会があれば、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

 

アオリイカとコウイカの違いを釣り人目線で比較

よく釣れる場所を比較

アオリイカとコウイカ、実はよく釣れる場所がけっこう違うんです。
どちらも堤防や磯から狙えるターゲットですが、それぞれの「好み」を知っておくだけで、釣果にグッと差が出るんですよ。

まずアオリイカですが、これはもう断然「岩場」や「海藻が多い場所」がおすすめ！
潮通しが良いところが好きみたいで、流れのある場所には小魚やエビなんかのエサもたくさん。
なので、アオリイカにとってはまさに理想の住処なんですね。

一方でコウイカは、ちょっとおっとりした感じ。
砂や泥が広がってるポイントを好む傾向があります。
海底にじっと潜んでることが多いので、流れが強すぎない穏やかな場所がベスト。

港の中や干潟の近く、あとはサーフ（砂浜）なんかも実は狙い目なんです。
「え、こんなところで釣れるの？」って場所でも意外と釣れたりしますよ！

釣り方も少し変えると、さらに効果アップ。
アオリイカなら、エギを大きくしゃくってアピールしていくスタイルが◎。
逆にコウイカは、エギを底に放置したり、ズルズルと引いてくるような地味〜な釣り方がよく効きます。

最初はアオリイカ狙いのつもりで行ってたのに、釣れたのはコウイカだったってこと、よくある話です。

どちらも場所と釣り方をちょっと意識するだけで、十分狙えるターゲットです！
その日の状況に合わせて、ぜひいろいろ試してみてくださいね。

 

どの料理が美味しい？

アオリイカとコウイカ、それぞれの美味しさって、実は料理によって全然違うんです。

どっちが美味しいかっていうのは正直、好みの問題。でも、「この料理なら断然こっち！」っていうのがあるんですよ。

まずアオリイカですが、これが本当に柔らかくて、甘みがしっかりしてるんです。
透明感のある身は、まさに刺身にぴったり。
私も初めてアオリイカの刺身を食べたとき、「えっ、これイカ！？」って思うくらいなめらかで感動しました。

しかも、新鮮なままでも十分美味しいんですが、一晩寝かせると甘みがさらに増すんです。
個人的には寝かせたアオリイカの刺身が大好きで、ちょっと贅沢したい日によくやります。
お寿司にしても最高ですし、オシャレにカルパッチョにしても間違いないですよ！

一方でコウイカはというと、これがまた全然タイプが違います。
身が厚くて、しっかりとした歯ごたえ。刺身にするとコクがあって、「イカってこんな味わい深いんだな〜」と実感させてくれます。
ちょっとクセを感じる人もいるかもしれませんが、火を通すと一気に食べやすくなるんですよ。

特に天ぷらとか炒め物にすると、プリッとした食感がたまらない！
私は煮付けにもよく使います。しっかり味が染みて、ごはんが止まりません（笑）

なので、刺身を楽しみたいなら断然アオリイカ。
しっかりしたおかずにしたいならコウイカ、って感じで使い分けるのがオススメです。

どちらにもそれぞれの魅力があるので、ぜひその日の気分や料理に合わせて選んでみてくださいね！
新しい美味しさに出会えるかもしれませんよ。

 

イカスミの使い道と美味しさ

イカスミって、ちょっと特別な存在ですよね。

真っ黒な見た目にびっくりするかもしれませんが、実はかなり旨味が強くて、奥深い味わいが楽しめるんです。
私は最初「見た目がちょっと…」って思ってたんですけど、食べてみたらびっくり！パスタやリゾットなんかに使うと、本当に美味しくて、ハマる人が多いのも納得です。

イカスミって、アオリイカとコウイカのどっちからも取れるんですが、特におすすめなのがコウイカ。
墨が濃くてしっかりしてるし、墨袋も大きいのでたっぷり取れるんですよ。
だから、イカスミパスタなんかにはコウイカの墨がよく使われてるみたいです。
味に深みがあって、ちょっとクセになるコクがあります。

ちなみに料理に使うときは、イカを捌くときに墨袋を丁寧に取り出すのがコツ。
破れちゃうと手やまな板が真っ黒になっちゃうので、そこだけは要注意です。

味にちょっとクセがあるので、にんにくやトマトと一緒に調理するとバランスが良くなって、めちゃくちゃ美味しく仕上がりますよ！

「家でやるのは難しそう…」って思うかもしれませんが、実際やってみると意外と簡単です。
釣ったイカを使って、自分だけのイカスミ料理を作るのって、ちょっとした贅沢感があります。
ぜひ一度チャレンジしてみてください！

 

アニサキスのリスクはあるの？

イカを食べるときにちょっと気になるのが「アニサキス」の存在ですよね。

アニサキスっていうのは、小さな寄生虫のことで、人の体に入るとお腹が痛くなることがあるんです。でも、ちゃんと対策を知っていれば、そんなに怖がる必要はありません！

まず知っておきたいのが、アニサキスはコウイカやアオリイカにも、まれに見つかることがあるという点。ただ、安心してください。アニサキスは基本的に内臓にいることが多くて、身の部分（いわゆる可食部）には入りにくいんです。

だから、釣ったあとにすぐ内臓を取り出しておけば、リスクはぐっと減らせます！

さらに心強いのが、冷凍や加熱でアニサキスは動けなくなるということ。刺身で食べたい場合は、一度冷凍してから使うのが安心です。目安としては、－20℃以下で24時間以上冷やすとOKとされています。

もちろん、焼いたり炒めたりする料理なら、そのままで問題なし！

あと、新鮮なイカを扱うときは、白い糸みたいなものがないか、動いてるような部分がないかをちょっとだけチェックしてみるのもアリです。

心配しすぎなくて大丈夫ですが、こういう基本を押さえておけば、イカをもっと安心して楽しめますよ〜！

アオリイカのアニサキスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓

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アオリイカとコウイカの違いを総まとめ！