そんな疑問を持ったことはありませんか?
実は、私も最初はちょっと怖かったんですよね。
でもいろいろ調べてみると、アオリイカは比較的アニサキスのリスクが少ないイカなんです。
この記事では、アオリイカの中で食べてはいけない部位や安心して食べるためのポイントやコツをわかりやすくまとめてみました!
たとえば、冷凍処理によるアニサキス対策や、目視・ブラックライトを使った確認方法など、家庭でできるちょっとした工夫があります。
アオリイカを安全に刺身で楽しみたい人向けの内容なので、これから捌こうと思っている方にもピッタリですよ!
安心して美味しくアオリイカを楽しむためのヒントをお届けします!
- アオリイカにアニサキスが少ない理由と寄生部位
- アニサキスを避けるための正しい捌き方と保存方法
- 安全に刺身で食べるための確認・処理のコツ
- アニサキスがいない魚介類や少ないイカの種類
アオリイカにアニサキスはいないのか解説
- アニサキスが確認される部位と特徴
- 刺身で安全に食べるための注意点
- 冷凍処理によるアニサキス対策
- 捌き方とアニサキスの目視方法
- ブラックライトを使った寄生虫の発見法
- アオリイカの食べてはいけない部分は?
アニサキスが確認される部位と特徴
アオリイカを釣ったときや買ってきたとき、ちょっと気になるのがアニサキスの存在ですよね。
このアニサキス、実は主に「内臓」に潜んでいることが多いんです。
特に胃や腸のあたりは寄生しやすい場所なので、できるだけ早く内臓を取り出すのがおすすめですよ!
アニサキスは白っぽくて細長く、糸のような見た目。
だいたい2~3cmくらいのサイズです。
(引用:厚生労働省)
鮮度が落ちてくると、内臓から身の方へ移動してしまうこともあるので、
「釣ったらすぐに内臓を取る」っていうのが、かなり大事なポイントになります。
ちなみに、イカは魚に比べるとアニサキスが寄生している確率は低いんですが、ゼロではないので油断は禁物ですね。
見た目だけでは分かりづらいこともあるので、ブラックライトで確認したり、細かく切って処理したりすると安心です。
気持ちよく食べるためには、
といった、ちょっとした工夫がすごく効果的です。
アニサキスの特徴を知っておくだけでも、より安全においしいアオリイカを楽しむことができますよ!
刺身で安全に食べるための注意点
アオリイカを刺身で楽しみたいなら、まずはなんといっても「鮮度」が大事です!
釣ったその場でサッと締めて、できるだけ早めに内臓を取り除いておくと安心ですよ。
寄生虫が身の方に移動してしまうのを防げるんです。
もし釣ってから時間が経っていたり、市販のものを使う場合は、冷凍されたものを選ぶとリスクがグッと下がります。
それから、「目視チェック」も忘れずに!
アニサキスは白くて細い糸みたいな形をしてるので、光に透かしたり、ブラックライトを当ててみると見つけやすいですよ。
ちょっとでも気になる部分があれば、その箇所をカットしたり、ピンセットでつまんで取り除いておくと安心です。
刺身にするときのポイントは、「薄く細く切る」こと。
アニサキスは傷に弱いので、細かくカットすればするほど、リスクは下がります。
お寿司屋さんのイカの刺身が細切りなのって、実は見た目だけじゃなくて、ちゃんと意味があるんですよ。
家でイカをさばくときは、包丁をしっかり研いでから使うのがおすすめ!
切れ味がいいと、身もキレイに仕上がるし、何より調理が気持ちいいんです。
ちょっとしたひと手間が、美味しさにも安全にもつながるんですよね。
冷凍処理によるアニサキス対策
アニサキスが心配なときにぜひ知っておきたいのが「冷凍処理」という方法です。
家庭で冷凍する場合は、できるだけ早めに冷凍して、
冷凍庫の設定温度が弱いと十分に冷えないこともあるので、「強」に設定しておくと安心ですよ。
ちなみに、アオリイカは冷凍すると食感がちょっと柔らかくなることもありますが、うまみはちゃんと残ってくれます。
私はいつも冷蔵庫の中でゆっくり解凍してるんですが、この方法だと水分が出にくくて、味が落ちにくいんです。
冷凍するときは、イカを1枚ずつ広げてラップに包み、空気をしっかり抜いて保存袋へ入れるとムラなく冷えます。
この方法だと、見た目も味もきれいなまま保てるので、本当におすすめです!
刺身で食べたいときも、まずは一度冷凍しておけば安心ですね。
ちょっと手間はかかりますが、安全においしく楽しむためのひと工夫、ぜひやってみてください!
捌き方とアニサキスの目視方法
アオリイカを安全に美味しく食べるためには、正しい捌き方とアニサキスのチェックがとても大事です。
まずは、頭と胴体をやさしく引っ張るようにして分けていきます。すると、内臓も一緒にスルッと取れるので意外と簡単なんです。
ただし、このときに内臓を破かないように注意してください。破れてしまうと中身が広がってしまって、見た目も衛生面もちょっと気になります。
内臓をきれいに取ったら、次は胴の中をしっかり水で洗い流しましょう。ぬめりも落とせて、身がツルツルになります。寄生虫などがいた場合も、洗った後の方が発見しやすいです。
水気をふき取ったら、皮をむいていきます。そこまできたら、あとは刺身サイズにカットすればOK!
そして、一番気をつけたいのがアニサキス。白くて細長い糸みたいな寄生虫で、長さはだいたい2〜3cmくらい。よく見ると動くこともあるので、見つけたらすぐ取り除きましょう。
ちょっと手間に感じるかもしれませんが、丁寧に捌くだけで安心してお刺身を楽しめますよ!
ブラックライトを使った寄生虫の発見法
アニサキスって、肉眼でも見つけることはできますが、もっと確実にチェックしたいなら「ブラックライト」がおすすめです。
暗い場所で照らすと、アニサキスが光を反射して浮かび上がって見えるんです。
白くて小さい虫なので、普通の照明だと見逃しがちなんですが、これならかなり見つけやすくなります。
私も以前、釣ったイカを刺身で食べようと思ってチェックしたときに、ブラックライトがかなり役立ちました。
「これなかったら気づけなかったかも…」って思いましたね。
使い方はとっても簡単です。
部屋を少し暗くして、イカの身や内臓にライトを当ててみるだけ。
もし光るものが見えたら、それがアニサキスの可能性があるので、ピンセットなどで慎重に取り除いてください。
ちなみに、ブラックライトは釣具屋さんやネットショップでも手軽に買えます。
サイズもいろいろあって、コンパクトなものなら持ち運びにも便利ですよ。
「道具を使うのはちょっと面倒…」って思うかもしれませんが、実際に使ってみると安心感が違います。
特に、大切な人と一緒に生の魚を楽しむときなんかは、やっぱり念のためチェックしておきたいですね。
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アオリイカの食べてはいけない部分は?
アオリイカを食べるときに気をつけたいのが、「内臓」と「口(くちばし)」です。
この2つは基本的に食べずに取り除いたほうが安心ですよ。
まず内臓には、アニサキスなどの寄生虫がいる可能性があります。
釣ってすぐに捌けばリスクはかなり下がるんですが、時間が経つと内臓から身のほうに移動してしまうこともあるんです。
なので、釣ったあとすぐに内臓を取っておくのがポイントです。
それから口の部分、いわゆる「カラストンビ」と呼ばれるくちばしも取り除きましょう。
めちゃくちゃ硬いので食べられませんし、万が一飲み込んだらケガの原因にもなります。
それと「墨袋」も基本的にはそのまま食べることは少ないですね。
調理に使う人もいますが、苦味が強いので好みが分かれます。
刺身や焼き物にするときは、取り除いておくのが一般的です。
安心してアオリイカを味わうためには、こういった部分を丁寧に処理することがすごく大切ですよ!
アオリイカ以外にアニサキスがいない魚介類
- アニサキスが少ないイカは?
- イカに潜むアニサキス以外の寄生虫
- アニサキスが絶対にいない魚は?
- アニサキス症の予防に効果的な処理方法
アニサキスが少ないイカは?
イカにもアニサキスが寄生しやすい種類と、そうでない種類があるって知ってましたか?
中でも「アオリイカ」や「コウイカ」、「ケンサキイカ」なんかは、アニサキスが寄生しにくいと言われています。
これらのイカは沿岸部に多く生息していて、アニサキスが寄生しやすい魚をあまり食べないんです。
広い海を回遊していろんな魚を食べるので、アニサキスに出会う確率も高くなるわけですね。
とはいえ、絶対にダメというわけではありません。
店頭で「刺身用」として売られているイカは、しっかり冷凍処理や検品がされていることが多いので、安全に楽しめますよ。
個人的には、アオリイカは味も濃くておいしいので、見かけたらぜひ選びたいところです!
イカを選ぶときにちょっとした知識があるだけで、安心感も変わってきますね。
イカに潜むアニサキス以外の寄生虫
あまり知られていませんが、イカにもアニサキス以外の寄生虫がいることがあります。
その中でも代表的なのが「旋尾線虫(せんびせんちゅう)」という寄生虫です。
特にホタルイカに多く見られて、体の表面や内臓にくっついていることがあります。
パッと見では気づきにくいこともあるので、ちょっと厄介なんですよね。
この寄生虫、生で食べるとお腹を壊す原因になることがありますが、加熱や冷凍をしっかりすれば問題ありません。
私はホタルイカの「沖漬け」を食べるとき、念のため冷凍処理されているかチェックしています。
ちょっとしたひと手間ですが、安心して楽しめるのでおすすめです!
イカには意外といろんな寄生虫がいるんですが、
ちゃんと対策を知っていれば、怖がる必要はまったくありません。
しっかり知識を持って、安心・安全にイカを楽しんでいきましょう!
アニサキスが絶対にいない魚は?
アニサキスが絶対にいない魚って、実は「淡水魚」なんです。
たとえば、アユ、イワナ、ニジマス、ワカサギ、フナなどがそれにあたります。
これらの魚は、アニサキスの宿主になる「オキアミ」を食べないうえに、海じゃなくて川や湖で暮らしているので、そもそもアニサキスが寄生する環境にいないんですよね。
それから、タコやエビ、カニ、貝類なんかもアニサキスのリスクがとても低いとされています。
特にタコは、魚みたいにエサを丸呑みする習性がないので、寄生されにくいんだとか。
「生で食べても安心できる魚介類が知りたい!」というときには、こうしたアニサキスの心配がないものを知っておくとすごく便利です。
お刺身やカルパッチョを自分で作るときにも、この情報がきっと役に立つと思いますよ!
アニサキス症の予防に効果的な処理方法
アニサキス症を防ぐには、何といっても「アニサキスを生きたまま食べない」ことが大事です。
そのために役立つのが、冷凍と加熱の2つの処理方法なんですよね。
アニサキスは、-20℃以下で24時間以上冷凍すると死滅します。
ただ、家庭用の冷凍庫って-18℃くらいのことが多いので、念のため48時間以上は冷やすのがおすすめです。
イカや魚は、ラップで平らに包んで、重ならないように冷凍庫に入れると冷気がしっかり行き渡りますよ。
次に加熱の方法ですが、こちらもアニサキスに効果バツグンです。中心部まで60℃で1分以上、または70℃以上で数秒加熱すればOK。
フライパンでしっかり焼いたり、天ぷらや煮付けにすれば、目に見えない寄生虫がいても安心して食べられます。
この2つの処理方法を覚えておけば、釣ったばかりの魚やイカも、安全に美味しく楽しめます!
鮮度ももちろん大切ですが、ちょっとした調理前のひと手間が、自分や家族の健康を守ることにつながりますよ。
アオリイカにアニサキスがいないと言われる理由まとめ
- アオリイカにはアニサキスの寄生が少ないとされている
- 内臓にアニサキスが潜んでいる可能性がある
- 時間が経つとアニサキスが内臓から身に移動することがある
- 内臓を早めに取り除くことでリスクを下げられる
- アニサキスは白く細長い糸状で2〜3cmほどの大きさ
- ブラックライトで照らすとアニサキスを見つけやすい
- 刺身で食べるなら薄く細かく切ると安全性が高まる
- 冷凍処理でアニサキスを死滅させることができる
- 冷凍は‐18℃以下で48時間以上が目安
- 捌くときは内臓が破れないよう丁寧に行うのが基本
- アニサキスが絶対にいない魚として淡水魚が挙げられる
「アニサキスっていないの?」