アオリイカって、釣り人のあいだでかなり人気のターゲットですよね!でも、その動きは水温によって大きく変わるんです。
中でも「水温14度」っていうのは、釣れるかどうかがちょっと微妙なライン。
だから
と気になっていることが多いと思います。
この記事では、そんな水温14度のときにアオリイカをどう狙えばいいかを中心に、水温13度や16度、それから18度〜20度台のときとの違いにもふれながら、釣果アップにつながるヒントや工夫をまとめてみました。
アオリイカと水温の関係で悩んでいる方に役立つ内容なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 水温14度でアオリイカが釣れる可能性とその条件
- 水温の変化がアオリイカの行動に与える影響
- 13度〜20度台までの水温別の釣り方の違い
- エギの動かし方や釣り場の選び方の工夫
アオリイカの釣果と水温14度の関係
(引用:シマノ)
- 水温14度で釣れる可能性はあるのか
- 16度で釣れると言われる根拠とは
- 13度で釣果が出る条件とは
- 水温10度が釣りに厳しい理由
- 水温18度との違いをどう活かすか
- 20度台と比べた釣り方の調整点
水温14度で釣れる可能性はあるのか
水温14度って、正直なところアオリイカを釣るにはちょっと厳しいラインです。とはいえ、ゼロではありません。実際、僕の周りでも「14度でも釣れたよ!」って話はたまに聞きます。
アオリイカはあったかい海が好きな生き物なんですよね。だいたい16度〜20度くらいが一番元気に動いてくれる水温。14度って、そのギリギリ手前って感じなので、動きが鈍くなっちゃって、エサを追いかけることも少なくなります。
でも、状況によってはチャンスがあるんです。例えば、14度でも水温がじわじわ上がってきてて、しばらく安定しているタイミング。この場合は、まだ浅場にイカが残っていることもあります。
逆に、
もう深場に落ちちゃってる可能性が高いので、岸からは届かないかも。
あと、もしそこにイカがいたとしても、めっちゃ静かにしてることが多いので、アタリもすごく小さいです。「今のアタリだった?」みたいなレベル。だからエギの動かし方や合わせのタイミングも、いつもより慎重にいったほうがいいですよ。
まとめると、水温14度は「釣れないわけじゃないけど、かなり難しい」って感じです。でも、こういう厳しい状況でも釣れるとめちゃくちゃ嬉しいんですよね。大物狙いのロマンを感じるなら、あえて狙ってみるのもアリです!
16度で釣れると言われる根拠とは
アオリイカを狙ううえで「水温16度」は、かなり大きなポイントになります。実際、私の周りでも16度を境に釣れ方が変わったって話をよく聞きます。
この温度になると、アオリイカは少しずつエサを追い始めるんです。逆に15度を切ると、ほとんど動かなくなってしまうことが多いんですよね。
体感的にも
って思う日は、水温が15度台のことが多かったりします。
それに、16度を下回ると卵がかえらないっていう話もあるんですよ。イカにとってもこの温度がひとつの境目になってるみたいです。
とはいえ、16度あれば必ず釣れるというわけではありません。風の影響や潮の流れ、水深なんかも絡んでくるので、正直いろんな条件がそろわないと難しいこともあります。
でも、狙いをつけるタイミングとしてはすごく分かりやすい目安になります。数日間水温が安定して16度をキープしてるようなら、けっこう期待して良さそうですよ!
13度で釣果が出る条件とは
水温が13度のときって、アオリイカを釣るのはやっぱり難しいです。けど、「絶対ムリ」ってわけじゃないんですよね。
実際、私の友人も過去に13度の海でイカを狙ったことがあると言っていました。
そのとき言っていたのが、
たとえば、急に寒くなって13度まで落ちた海は、反応がかなりにぶかったです。でも、何日かかけてゆっくり13度まで下がって、そのあとも落ち着いているようなタイミングなら、浅場にイカが残ってることもありました。
あと、意外と大事なのが水深と地形。冬って、深場のほうが水温が変わりにくくて、イカが移動してることが多いんです。なので、足元からスッと深くなるような堤防とか、ちょっと水深がある磯場とか、そういうポイントを選ぶとチャンスが広がります。
エギの動かし方もいつも通りじゃダメでした。激しくシャクるより、長めにステイさせて、じんわり見せるような感じが効果ありでした。私の場合、シャクリを控えめにして、ちょっとした揺れを加えるくらいでちょうどよかったです。
13度のアオリイカ狙いってなかなかタフなんですけど、その分工夫次第で釣れる喜びも大きいんですよね。攻略できたときの達成感は、かなり気持ちいいです!
水温10度が釣りに厳しい理由
水温が10度になると、アオリイカを釣るのはかなり厳しいです。正直、私もこの水温で粘ったことがありますが、アタリすらないことが多かったです。
というのも、アオリイカは変温動物。体の動きは水温に大きく影響されます。10度くらいまで下がると、ほとんど動かなくなっちゃうんですよね。エギを見せても、まるで興味を示さない感じです。
しかも、その頃にはイカの多くが深場に移動してしまってます。岸からの釣りだと、そもそもエギが届かないことも。船からでも狙う水深やポイントがかなりシビアで、なかなか簡単にはいきません。
さらに、10度前後になるタイミングってだいたい寒波が来てたり、風が強かったりで、釣り自体がしんどい日が多いです。
それでもチャレンジしたいなら、深場をじっくり丁寧に探っていくのがカギです。簡単じゃないけど、こういう時期に釣れた1杯はかなり嬉しいので、やりがいはありますよ。
水温18度との違いをどう活かすか
水温が14度と18度では、アオリイカの動きがけっこう変わってきます。
18度くらいになると、イカが元気に動き出してエサにもバンバン反応してくれるんですよね。
でも14度だとちょっと様子が違います。
なんとなく動きがにぶくて、目の前にエギがあっても無視されることが増えます。まさに省エネモードって感じです。
じゃあこの違いをどう活かすかというと、水温に合わせてエギの動かし方や釣り方を変えるのがコツなんです。
例えば18度のときはテンポよくシャクって、スピード感を出すと「おっ!」って感じで反応してきやすいです。
逆に14度のときは、あまり動かさずに“じーっ”と見せるほうが効きます。
エギをゆっくり沈めて、しっかりステイ時間を取ると、やる気のないイカにもアピールできるんですよね。
止めてからの「間」もけっこう大事だったりします。
それから、水温18度なら数釣りを狙えますが、14度だと1杯をどう釣るかに集中したほうがいいです。
私も「今日は14度か〜」と分かった時点で、攻め方をすぐに切り替えています。
水温をちゃんと見ておくだけで、釣りの精度がグッと変わってきますよ。
20度台と比べた釣り方の調整点
水温が20度を超えてくると、アオリイカの動きがグッと活発になります。
エギにもしっかり反応してくれるので、正直めちゃくちゃ釣りやすい水温帯です!
一方で、14度くらいになるとイカの動きはかなりスロー。
エギを見ても「ん?何これ……」みたいな感じで、なかなか追ってくれません。
なので、こんなときはエギの動かし方をガラッと変えるのがポイントになります。
たとえば20度台なら、シャシャッと激しくシャクってスピードで誘うのが効きます。
しっかりアピールし興味を持たせて抱かせるイメージですね。
でも14度のときは、それだと逆効果。
あまり動かさずに、じっくり見せることが大事なんです。
エギを底の方でふわ〜っと止めたり、そっと揺らすだけでもOK。
フォールスピードも少し遅めにして、イカに考える時間をあげるといい感じです。
もうひとつ注目したいのが「イカの回遊」なんですけど、水温が高いと広いエリアを元気に動き回ってくれるので、いろんな場所を打っていく“ランガンスタイル”がハマります。
でも、14度のときはイカがあまり動かないので、同じポイントをじっくり攻めるほうがチャンスになります。
水温の違いで、こんなにも釣り方に差が出るんだなって、実際にやってみるとすごくよく分かります。
その日の水温を見て、どんな攻め方が合うかを考えるのがエギングの面白さでもありますよ!
水温14度でアオリイカの釣果を出すための工夫
- 活発に動く水温帯は何度か?
- 変動する水温にどう対応するか
- 水深による水温差と攻略ポイント
- 潮の流れで変わる海水温の読み方
- 安定した水温を狙う理由とタイミング
- 冬のエギングに向く水温の目安
活発に動く水温帯は何度か?
アオリイカが元気に動いてエサを追いかけてくるのは、水温がだいたい18度から25度くらいのときです。
このくらいの水温になると、イカの動きが軽くなって、ちょっとした刺激にも反応しやすくなります。警戒心もやわらいでくるので、エギを抱いてくれるチャンスがグッと増えますよ。
特に20度を超えてくると、浅場に寄ってくるイカも多くなって、岸からでも釣果が出やすくなってきます。25度くらいまでは動きが活発な状態が続くので、しっかり動かすエギングにもついてきてくれます。
この水温帯なら、シャクリも少しテンポよくしてOK。速めのアクションやフォールでも、ちゃんと反応してくれることが多いです。色やサイズをうまく使い分けて、イカに気づいてもらえるように工夫してみてください。
ちなみに、この水温より低いとイカの動きは鈍くなりがち。逆に高すぎると、ちょっとバテ気味になることもあります。
なので、「18〜25度くらい」がエギングにはちょうどいい目安になってきます。僕の体感でも、この水温帯が一番チャンスが多いですね。
変動する水温にどう対応するか
水温って、毎日少しずつ変わりますよね。そうなると、アオリイカの動きも一気に変わっちゃうことがあるんです。
なんてこと経験ありませんか?それ、水温の変化が原因かもしれません。
そんなときに気をつけたいのが、「水温が今上がってるのか?下がってるのか?」ってところ。たとえば同じ14度でも、少しずつ上がってきてるなら、まだ浅場にイカがいるかもしれません。でも下がってる途中だと、すでに深場に移動していて、エギに見向きもしないかも…。
私もよく使ってるんですが、過去数日間の水温をチェックできるアプリって便利ですよ!風向きや潮の流れも合わせて見ておくと、より判断しやすくなります。
それと、実際に釣り場に立ったとき、「あれ?反応ないな…」って感じたら、迷わず場所や水深を変えてみるのがコツです。浅いところで反応がなければ、ちょっと深めを探ってみるだけでも、状況がガラッと変わることがありますよ。
水温の変化に合わせて動くって、ちょっとした手間だけど、それが釣果につながる近道だったりします。
水深による水温差と攻略ポイント
海って、深くなるほど水温が下がりやすいんですよね。特に冬になると、表面の海水が冷たい風で冷やされて、その重さで下に沈んでいくので、深い場所にも冷たい水が届くようになります。
でも、浅い場所に比べると、深場のほうが水温の変化がゆるやかなんです。そのため、アオリイカは寒さを避けて、安定した深い場所に集まることが多いんですよ。
僕も冬のエギングでは、水深のある場所をよく狙います。たとえば、水深20メートル以上ある堤防とか、先が深くなっている岬、急に深くなる磯場なんかですね。そういう場所って、イカが溜まりやすいんです。
釣り方としては、エギをしっかり底まで沈めて、ゆっくり誘うのがコツです。着底の感覚を大事にしつつ、ボトム付近でのステイ時間もいつもより長めにしています。これが意外と効きます。
焦らずじっくりやってみると、冬でもいいサイズのアオリイカに出会えることがあるので、ぜひ試してみてくださいね。
潮の流れで変わる海水温の読み方
潮の流れって、実はすごく大事なんですよ。
あったかい水を運んでくる「暖流」、冷たい水を運んでくる「寒流」。この2つがどっちの方向から入ってくるかで、海の水温ってけっこう変わります。
たとえば、黒潮みたいな暖かい潮が近くまで来ると、水温がグッと上がってアオリイカが一気に元気になることがあります。逆に、冷たい潮が入ってきちゃうと、それまでいたイカが急にいなくなっちゃうこともあるんです。
潮の流れを読むときにポイントになるのが「潮目(しおめ)」です。これは、違う潮がぶつかっている場所のことで、海の色が変わっていたり、小さな波が立っていたりするのでわかりやすいです。そこにはエサになる小魚が集まりやすくて、アオリイカもそれを狙ってやってくることが多いんですよ。
あとは、風向きや前の日の潮の流れも合わせてチェックすると、どんな潮が入ってきそうか予想しやすくなります。
潮が変わった瞬間って、釣れ方がガラッと変わることがあるので、水温だけじゃなくて「潮の動き」にも注目してみてくださいね。釣果アップのカギになりますよ。
安定した水温を狙う理由とタイミング
アオリイカを狙うなら、水温が安定してるかどうかって、かなり大事なんですよね。
気温の変化が激しい時期だと、水温もけっこう上下しやすいんですけど、イカってそういう変化にあんまり強くないんです。だから、水温が数日間しっかり安定している場所のほうが、イカが落ち着いて動いてる可能性が高いです。
実際、水温が安定してると、浅場にイカが残りやすくなるので、岸からでも狙いやすくなりますよ。逆に、寒波が来たあととか、北風が強く吹いたあとって、水温が急に下がるんで、イカが深場に避難しちゃうことも多いです。
タイミングとしては、晴れの日が続いて風が穏やかなときとか、黒潮みたいなあったかい潮が入ってきて、水温がしばらく高めで保たれてるときなんかがチャンスです!
私は釣りに行く前に、スマホのアプリで水温グラフをチェックしてから計画立ててます。これだけでも、釣れる確率けっこう変わってくると思いますよ。
イカって、安心できる場所が好きなので、水温が落ち着いてるポイントに集まる傾向があるんです。そういう場所を見つけられると、釣果もグッと近づきます!
冬のエギングに向く水温の目安
冬のエギングでアオリイカを狙うなら、水温はだいたい「15度〜18度」が目安になってきます。
このくらいの水温だと、イカの動きがまだ鈍りすぎてなくて、エサを追ってくれるチャンスがあります。
ただ、15度を下回ると一気に難易度アップ…。
イカが深場に移動することが多くなるので、岸からはなかなか釣れにくくなってきます。
とはいえ、14度や13度でも釣れることはあるんですよ。
でも数はかなり少なめで、釣り方にもコツがいる感じです。
反対に18度を超えてくると、イカの動きが一気に良くなります!
広い範囲を回遊するようになるので、活性が高いタイミングをうまく狙えば、比較的釣りやすくなります。
自分の体感でも、18度前後がいちばん「釣れる感覚」がありますね。
冬に釣りに行くなら、出発前に最近の水温をチェックするのがおすすめです。
ネットやアプリでサクッと調べておくと、浅場を攻めるか深場を探るか、作戦が立てやすくなります。
寒い時期こそ水温チェックがカギになりますよ!
ちょっと意識するだけで、釣果にグッと近づくと思います。
アオリイカを水温14度で釣るためのポイントまとめ
- 水温14度はアオリイカ釣りの下限に近い
- 釣果が出るかは水温の安定度に左右される
- 水温が上昇傾向なら浅場にチャンスあり
- 下降中の水温では深場に移動しがち
- アタリが非常に小さくなる傾向がある
- 16度を境にイカの活性が上がるとされる
- 13度でも条件が揃えば釣果は出せる
- 10度では岸からの釣果がほぼ期待できない
- 水温18度では活性が高く釣りやすい
- 20度台ではスピード感のある誘いが有効
- 水温に応じたエギの動かし方が必要
- 水温の上下動をチェックして釣り方を調整する
- 深場は安定しやすくイカが集まりやすい
- 潮の流れで水温が変化することもある
- 安定した水温の日を選ぶことで釣果に近づける